10/19/2014

Redo Heart Surgery

2度目、3度目の心臓手術は"Redo"と呼ばれ、 初回の”Virgin Chest”より大変です。
心臓が周囲の組織と癒着しているため、再開胸と癒着剥離には苦労します。

日本では、なかなか自分一人で再開胸し、癒着剥離することはありませんでした。
ところが、LVADや心臓移植は必然的に"Redo" になることが多く、
Fellowにも、再開胸から癒着剥離までを安全に行うことが求められます。

最近になって、Masaにも"Redo"のCaseがまわってくるようになりました。
Attending SurgeonがORに来るまでに、再開胸・癒着剥離を終え、人工心肺の準備まで完了!
といきたいのですが、なかなかそう簡単にはいきません

特にLVAD後の心臓移植や、再心臓移植は、癒着もひどく、本当にToughなCaseが多いです。
先日の心移植も、HVADのOutflow-graftが胸骨下を走行しているというChallenging Caseでした。
時間制限のある心移植でのToughな癒着剥離、、、。
こういうのを、淡々とやってのけるDr. Mallidiは、さすがだ、、、。

"大胆さ"と"繊細さ"を兼ね備えた "Smart"で"Charming"なCardiac Surgeon!
よし、これでいこう!!