12/22/2013

偉大なる妻、2013

自分にとって、留学生活をより素晴らしいものにするためには、家族は欠かせない存在です。
家族は、支えてくれるだけでなく、刺激を与えてくれ、自分の世界を広げてくれます。

USでは、政治と宗教の話しはNGで、みんな家族の話しをします。
"How are you?"の次には、みんな”How is your family?”と尋ねます。

最近、いろいろな人から、自宅に招かれたり、食事に誘われたりしますが、必ず家族で呼ばれます。
自分の職場の友人だったり、子供のクラスメイトだったり、当たり前ですが、みんなアメリカ人です。
嬉しい事に、みんなうちの偉大なる妻の”偉大さ”が気に入ってくれて!?、また家族で呼んでくれます。
彼女が、”母親”として、”妻”として、”女性”として、確かに彼らに認められているのを感じます。

彼女はBaltimoreで陶芸を始めただけでなく、HoustonではHospice Volunteerを始めました。
一ヶ月間、HospiceでCourseを受講し、Certified VolunteerとしてのCarrierをStartさせました。
文化も言葉も違う人の”最期”に携わるという”Challenge”を、心から尊敬します。

男子が”事を成す”には伴侶の存在は不可欠だ、というのが持論です。
偉大なる彼女は、必ずや”迷えるMasa”を導いて”男子”にしてくれるでしょう!


12/14/2013

Portable CT!?

下の写真の機械、何だと思います??

実は先日、当直中に開心術後の患者さんが痙攣を起こしました。
脳梗塞が疑われ、Stroke Teamがやって来て、頭部CTを施行する事になりました。 
そこで登場したのが、下の写真のPortable Brain CTなのです!

患者さんは人工呼吸器が必要な状態で、CT室への搬送は大変です。
でもPortable MachineならICUのBed sideで施行可能なのです!
日本では看護師さん達と必死に患者さんを搬送していましたが、、、。

で、出来上がった画像は、十分読影し得るQualityでした。

充電中のPortable CT
USにはこんなに便利なものがあるのねえ。

12/11/2013

Research papers in CV surgical Journals

MasaのJHHでのResearch Papersが、心臓外科のTop Journalsに掲載されました!

今まで、思わず目を疑いたくなるような、全く訳わからんちんのコメントをするSurgical ReviewerにRejectされてきましたが、ようやっと認められました。
麻酔医学や集中治療医学の分野の雑誌のReviewerのコメントと比較すると、Academic ResearchのBackgroundを持たない外科医のコメントの稚拙さは、一目瞭然です。

改めて、”外科医(Surgeon)”である前に”科学者(Scientist)”たれ!という恩師の言葉を自分に言い聞かせたMasaでした。


こちらは"The Journal of Thoracic and Cardiovascular Surgery" に掲載された渾身の1編
そしてこちらは"The Annals of Thoracic Surgery"に掲載された苦労の1編

Finally, my research papers have been published in top cardiovascular surgical journals! We had attempted to submit papers to these CV surgical journals several times before. However, we were rejected by the surgical reviewers with scientifically poor comments. Most of our research papers were published in the journals in the field of Anesthesiology and Critical Care Medicine. Surprisingly, the comments the surgical reviewers made were really nonsensical from the point of view of academic research. I'd love to be a knowledgeable surgeon with a great scientific mind!


12/05/2013

Chief Resident達の就職活動

THIには4人のChief Residentがいます。
彼らは3年間のCardioThoracic Surgical Trainingを修了し、来年7月からはAttending SurgeonとしてPracticeを始めるわけです。

数ヶ月前から始まった彼らの就職活動も、12月に入り、いよいよ佳境を迎えています。
Trainingを終えた彼らが、何を重要視し、どのようなCarrier Planを描いているのか?

確かなのは、良くも悪くも、あくまでも彼らは、"個人"である、ということです。
誰かに自分の将来を委ねることも、左右されることもなく、自分の責任で、将来を"選択"し、そして"実現"していきます。

Masaの将来のために力を尽くしてくれた彼らの成功を、心より祈ります。